退職の基礎知識

【見本付】退職届の正しい書き方と例文|封筒の選び方から提出マナーまで解説

2026年1月3日

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「退職届ってどう書けばいいの?」「書き方を間違えて受理されなかったらどうしよう……」と、真っ白な用紙を前に手が止まっていませんか。

退職の意思を伝える最後の手続きだからこそ、失礼がないように、そしてスムーズに受理されるように準備したいものですよね。しかし、いざ書き始めようとすると、縦書きなのか横書きなのか、理由は「一身上の都合」だけでいいのかなど、細かいルールが気になって不安が募るのも無理はありません。

何より、退職届を書くという行為自体が、今の職場への決別を意味するため、精神的なプレッシャーを感じてしまうのは当然のことです。この記事を読んでいるあなたは、これまで十分に頑張ってこられたはずです。最後の手続きを正しく終わらせ、新しい一歩を踏み出すための準備を整えましょう。

この記事では、誰でも迷わずに書けるよう、退職届の正しい書き方とそのまま使える例文、そして封筒の用意から渡し方のマナーまでを徹底的に解説します。

もし、どうしても自分一人で書くのが辛かったり、出す勇気が出なかったりする場合は、記事の後半で解説する「負担を減らす方法」も参考にしてみてください。まずは、基本の書き方から一緒に確認していきましょう。

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本記事を最後まで読んでいただくことで、退職に関する以下の知識がすべて手に入ります。

・退職届の基本構成と正しいフォーマット

・【理由別】今すぐ使える退職届の例文集

・失敗しない封筒の選び方と封入マナー

・会社が受け取ってくれない時の対処法

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【見本あり】退職届の正しい書き方と基本構成(全2種類)

退職届は、会社側と退職の合意がなされた後、あるいは退職が確定した後に「辞めます」という意思を正式に届け出るための書類です。自己都合で退職する場合、法律上の規定はありませんが、ビジネスマナーとして正しい形式で作成することが求められます。

一般的には「手書きの縦書き」が最も丁寧とされますが、最近ではパソコンで作成した「横書き」を認める企業も増えています。それぞれの書き方のポイントを整理していきましょう。

縦書き・手書きで書く場合の構成要素

日本のビジネス習慣において、最もフォーマルな形式が白の便箋に黒のボールペンで書く「手書きの縦書き」です。以下の要素を順番に記載します。

1. タイトル:「退職届」と一行目の中央に大きく書きます。
2. 導入:二行目の一番下に「私儀(わたくしぎ)」または「私事」と書き始めます。これは「私個人のことで恐縮ですが」という意味の謙譲表現です。
3. 退職理由:「一身上の都合により」と記載するのが一般的です。詳細な理由は書く必要ありません。
4. 退職日:会社と合意した最終出勤日ではなく「退職日(在籍最終日)」を明記します。
5. 届出日:退職届を実際に提出する日付を書きます。
6. 署名・捺印:自分の所属部署と氏名を書き、氏名の下にシャチハタ以外の認印を押印します。
7. 宛名:会社の最高責任者(代表取締役社長など)の役職と氏名を、自分の名前より高い位置にくるように書きます。

「退職願」は退職を打診するための書類であり、受理されるまでは撤回が可能です。一方、「退職届」は退職の意思を確定させる強い書類であり、原則として提出後の撤回はできません。提出するタイミングには十分注意しましょう。

横書き・PCで作成する場合の注意点

IT企業や外資系企業など、社風によってはパソコン作成の横書きが推奨されるケースもあります。基本の構成要素は縦書きと同じですが、レイアウトのルールが異なります。

横書きの場合、提出日を右上に、宛名を左上に配置し、その後にタイトル(退職届)を中央に記載するのが標準的なフォーマットです。また、本文の最後には右寄せで自分の氏名を記載します。

パソコンで作成する場合でも、「署名」だけは自筆で行うのがマナーです。すべてを印字するのではなく、名前の部分だけは自分の手で書き、その横に押印することで、本人の意思であることを明確に示します。フォントは明朝体などの標準的なものを選び、装飾は一切省いたシンプルな仕上がりを心がけてください。

会社独自の指定フォーマットがある場合は、必ずそちらを優先しましょう。まずは就業規則を確認するか、総務担当者に確認しておくのが無難です。

【理由別】そのまま使える!退職届の例文テンプレート

退職届に記載する理由は、状況によって使い分ける必要があります。基本的には「一身上の都合」で問題ありませんが、会社都合や契約満了の場合は、後の失業保険の手続きに影響するため、正しく記載することが重要です。

ここでは、最も一般的な3つのケースに合わせた例文を紹介します。ご自身の状況に近いものを選んで活用してください。

自己都合(一身上の都合)で辞める場合

転職、家庭の事情、心身の休養など、自分の意思で退職する場合はすべてこの形式です。具体的な理由を詳しく書く必要はなく、一律で「一身上の都合」と記載するのがビジネスマナーです。

【例文】
退職届
私儀
この度、一身上の都合により、令和〇年〇月〇日をもって退職いたします。
令和〇年〇月〇日(提出日)
〇〇部〇〇課 氏名(印)
株式会社〇〇 代表取締役社長 〇〇様

このように、「一身上の都合」という定型句を使うことで、余計なトラブルを避け、円満な受理を促すことができます。もし上司から「もっと詳しく書け」と言われたとしても、書類上はこの記載で通すのが一般的です。

会社都合(倒産・解雇など)で辞める場合

業績不振による解雇や、退職勧奨(肩たたき)に応じて辞める場合は、「会社都合」であることを明記しましょう。ここを「一身上の都合」と書いてしまうと、自己都合退職として処理され、失業保険の給付開始日が遅くなるなどのデメリットが生じます。

【例文】
退職届
私儀
この度、貴社、退職勧奨に伴う合意に基づき(または、事業所閉鎖のため等)、令和〇年〇月〇日をもって退職いたします。

会社都合の場合は、「どのような経緯で退職に至ったか」を簡潔かつ客観的に記載することがポイントです。納得がいかないまま解雇を言い渡された場合などは、後の紛争に備え、安易に自己都合の退職届を書かないよう注意してください。

契約期間満了で辞める場合

契約社員や派遣社員などで、契約更新をせずに期間満了で退職する場合の例文です。この場合も、自己都合とは区別して記載します。

【例文】
退職届
私儀
この度、労働契約期間満了により、令和〇年〇月〇日をもって退職いたします。

契約満了による退職は、あらかじめ決められた期限が来たことによる自然な終了です。しかし、会社側から更新の打診があったにもかかわらず断る場合は「自己都合」とされるケースもあるため、事前に雇用契約書を確認しておくと安心です。

体験談コラム:初めての退職届、震える手で渡したあの日

当時24歳だった私は、過酷な労働環境に耐えきれず退職を決意しました。ネットで調べた通りに、慣れない手つきで退職届を書き上げ、白い封筒に入れた時の重みは今でも忘れられません。

いざ上司に渡そうとしても、心臓がバクバク鳴って、カバンの中に隠した封筒が鉄の塊のように重く感じました。結局、声をかけるまでに3時間もかかり、渡す時には手が震えていたのを覚えています。でも、受理された瞬間に「あ、これで本当に自由になれるんだ」と、驚くほど心が軽くなりました。あの時の一歩が、今の私の穏やかな生活に繋がっています。

退職届を入れる「封筒」の用意とマナー

せっかく丁寧に退職届を書き上げても、入れ物である「封筒」がマナー違反だと、社会人としての常識を疑われてしまい、最後まで円満な関係を築くのが難しくなるかもしれません。

退職届は非常に重要なビジネス文書です。適切な封筒を選び、正しい作法で封入することで、あなたの誠実な姿勢が相手に伝わります。ここでは、失敗しない封筒選びと書き方のルールを詳しく解説します。

封筒のサイズと色の選び方

退職届を入れる封筒には、明確な決まりがあります。まず色は、「白の無地」で、中身が透けない二重封筒(または厚手のもの)を選ぶのが鉄則です。

茶封筒は事務的な請求書やDMなどに使われることが多く、正式な書類である退職届には適しません。また、郵便番号の枠が印字されていないものを選ぶのがより丁寧なマナーとされています。

次にサイズですが、用紙の大きさに合わせて以下の2種類から選びましょう。

・A4用紙で作成した場合:長形3号(120mm×235mm)

・B5用紙で作成した場合:長形4号(90mm×205mm)

一般的には、A4用紙を三つ折りにして「長形3号」の封筒に入れるスタイルが最も普及しています。コンビニや文房具店で購入する際は、必ず「白・無地・長形3号」を確認してください。

表面・裏面の書き方と封入のコツ

封筒の書き方もシンプルですが、間違いやすいポイントがあります。表面の中央には、やや大きめの文字で「退職届」と記載します。表面にはこれ以外、何も書く必要はありません。宛名は中身の書類に記載されているため、封筒の表に書く必要はないのです。

裏面には、左側の低い位置に自分の所属部署と氏名をフルネームで記入します。封を閉じた後は、黒のボールペンで「〆」と封じ目を書きましょう。ただし、手渡しする場合は封をせず、そのまま(のり付けなし)で渡すのが一般的です。すぐに中身を確認する必要があるためです。

用紙の折り方にもコツがあります。文字が書いてある面を内側にして、まず下から3分の1を折り上げ、次に上から3分の1を重ねるように折ります。封筒に入れる際は、封筒を裏から見て、三つ折りにした書類の右上が上(封筒の口側)に来るように入れましょう。これにより、相手が取り出した時にスムーズに読み始めることができます。

こうした細かなマナーを守ることは、今の会社への最低限の敬意を示すことにも繋がります。落ち着いて、一つひとつ確認しながら準備を進めましょう。

退職届をスムーズに受理してもらうための提出タイミング

退職届が完成したら、次は「いつ、誰に、どのように渡すか」が重要になります。渡すタイミングを間違えると、引き止めにあって時期が延びてしまったり、職場の雰囲気を悪くしてしまったりする可能性があるからです。

円満退職を目指すために知っておきたい、提出の黄金ルールを解説します。

直属の上司に直接手渡すのが鉄則

退職届は、必ず「直属の上司」に対して、会議室などの個室で手渡すのが基本マナーです。上司を飛び越えて人事部やさらに上の役職者に渡すことは、直属の上司の顔を潰すことになり、トラブルの元となります。

切り出すタイミングは、就業時間外(始業前や終業後)や、業務が落ち着いている時間帯を選びましょう。「少しお話ししたいことがあるのですが、本日お時間をいただけないでしょうか」と事前にアポイントを取るのがスムーズです。

渡す際は「一身上の都合により、退職させていただきたく存じます。こちらが退職届です」と添えて、両手で渡します。「辞めます」と断定的に伝えることで、引き止めの隙を与えないことが大切です。

どうしても受け取ってもらえない場合の対処法

勇気を出して提出したのに「今は受け取れない」「後で話そう」と、受理を拒否されるケースも少なくありません。しかし、民法では期間の定めのない雇用契約の場合、退職の申し入れから2週間が経過すれば、会社の承諾がなくても退職できると定められています。

もし上司が頑なに受け取らない場合は、以下のステップを検討してください。

1. 人事部や上司のさらに上の役職者に相談する
2. 「内容証明郵便」で会社宛に郵送する(郵送した事実が証拠として残ります)
3. 退職代行サービスを利用して、物理的な接触を断つ

会社に退職届を受け取る義務がないとしても、労働者には「退職する権利」があります。不当な引き止めは法律的に認められないことを覚えておきましょう。どうしても自分の力では受理させられないと感じたら、それ以上一人で戦う必要はありません。

退職届を出すのが「怖い・言いづらい」と感じるあなたへ

ここまで退職届の書き方やマナーを解説してきましたが、いざ実践しようとすると、足がすくんでしまう方も多いのではないでしょうか。「上司に怒鳴られたらどうしよう」「裏切り者だと思われないか」「人手不足なのに申し訳ない」……。そんな不安が頭をよぎり、書き終えた封筒をカバンに入れたまま、何日も過ごしてしまうのは決して珍しいことではありません。

退職は人生の大きな転機です。不安を感じるのは、あなたがそれだけ今の仕事に対して真面目に向き合ってきた証拠でもあります。

精神的なハードルが高いのは「正常な反応」

日本には「一度入った会社は長く続けるべき」という古い価値観がまだ根強く残っている場所もあります。そのため、退職を伝えることに罪悪感を抱いてしまうのは、あなたの性格のせいではなく、社会的な背景も影響しています。

しかし、忘れないでください。退職は労働者に認められた正当な権利です。あなたが自分の人生をより良くするために環境を変えることは、誰にも責められる筋合いのない、前向きな決断なのです。

もし上司が感情的になったり、引き止めが執拗だったりしても、それは会社のマネジメントの問題であり、あなたの責任ではありません。恐怖心を感じるのは、あなたの心が「もうこの環境にはいられない」と発信している大切なサインなのです。

自分一人で抱え込まずに環境を変える方法

どうしても自分一人で退職届を出す勇気が出ない時は、視点を変えてみましょう。すべてを自分一人で完璧にこなそうとする必要はありません。

信頼できる友人に相談したり、転職エージェントに背中を押してもらったりするのも一つの手です。また、最近では「退職の意思伝達」そのものをプロに任せるという選択肢も一般的になってきました。

大切なのは、退職届を出すこと自体を目的にするのではなく、その先にある「新しい生活」を手にすることです。もし今の状況が、夜も眠れないほど辛かったり、体調に異変が出ているようなら、無理に自分で解決しようとせず、外部の力を借りることを真剣に検討してみてください。

体験談コラム:退職届を出す勇気が出ず、数ヶ月無駄にしてしまった後悔

「明日こそ言おう」そう決めてから、気がつけば3ヶ月が経っていました。毎朝、カバンの中にある退職届の感触を確かめては、上司の機嫌を伺ってチャンスを逃す日々。その間も仕事のストレスで肌は荒れ、休日も心から休まることはありませんでした。

ようやく退職できた今、思うのは「もっと早く決断すればよかった」ということです。悩んでいた3ヶ月間、私の時間は止まったままでした。退職届一枚出すのが怖くて、自分の人生をすり減らしていたことに気づいた時、あんなに怖かった上司の反応も、実はちっぽけなことだったんだと確信しました。

書くのも出すのもストレスなら「退職代行」という選択肢を

「退職届の書き方はわかった。でも、どうしても書く気力が湧かない」「上司の顔を見るだけで動悸がして、手渡しなんて絶対に無理……」そんな状況に追い込まれている方もいらっしゃるはずです。真面目な人ほど、マナーを守って自分で完結させようと無理をしてしまいますが、心身を壊してまで守るべきマナーはありません。

自分で退職届を書き、気まずい思いをしながら提出するプロセスが限界なら、プロにすべてを任せる「退職代行サービス」を利用するのが賢明な判断です。

退職代行Jobsなら会社とのやり取りを完全カット

数あるサービスの中でも、特におすすめなのが「退職代行Jobs」です。Jobsを利用すれば、あなたは退職届を直接手渡す必要も、上司と退職について話し合う必要も一切なくなります。

退職代行Jobsは、弁護士監修かつ労働組合との連携により、会社側との交渉を安全かつ適正に行うことができます。また、他のサービスにはない大きな特徴として、「心理カウンセラー」によるカウンセリング特典がついている点が挙げられます。単に会社を辞めるだけでなく、傷ついた心のケアまでサポートしてくれるため、前向きな気持ちで次の一歩を踏み出せます。

もちろん、会社側への連絡はすべて代行。即日対応も可能なため、相談したその日から会社に行かなくて済む、というケースも珍しくありません。

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自分で書く必要なし?代行を利用するメリット

退職代行を利用する大きなメリットの一つが、面倒な「退職届の準備」もプロのアドバイスを受けながら進められることです。多くの代行サービスでは、専用のフォーマットを用意しており、記入して郵送するだけで済むように手配してくれます。

また、自分で退職届を出す際に最も怖い「強引な引き止め」や「嫌がらせ」を、第三者が介入することで物理的に防ぐことができます。「法律的に退職は認められている」という前提でプロが話を通すため、会社側も無理な要求がしにくくなるのです。

マナーを守ることは大切ですが、一番守るべきはあなた自身の健康と将来です。「もう限界だ」と感じたら、退職届を握りしめて震えるよりも、スマホ一つで解決できる代行サービスに頼る勇気を持ってみてください。

まとめ:正しい書き方で新しい一歩を踏み出そう

退職届は、今の職場に別れを告げ、新しい人生をスタートさせるための大切な書類です。正しい書き方やマナーを守ることは、円滑に退職を進めるための近道となります。しかし、最も重要なのは形式を整えることではなく、あなたの「辞めて新しい一歩を踏み出す」という決意を形にすることです。

もし、どうしても自分で書く気力が湧かなかったり、上司に会うのが怖くて提出できなかったりする場合は、決して自分を責めないでください。そんな時のために、プロがあなたの代わりに退職を代行してくれるサービスが存在します。

本日のポイント

  • 退職届は「白の無地封筒」に「黒のボールペン」で書くのが基本マナー
  • 理由は詳細を省き「一身上の都合により」と記載すればOK
  • 提出は直属の上司へ、アポイントを取った上で手渡しするのが鉄則
  • どうしても自分で出すのが辛いなら「退職代行Jobs」に頼るのが最善策

あなたが一日も早くストレスから解放され、自分らしい毎日を取り戻せるよう応援しています。一人で抱え込まず、まずは小さな一歩から始めてみましょう。

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